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症状・不調

【更年期】眠りが浅くて睡眠不足気味…良質な睡眠をとるには?

おとな世代になると、夜なかなか寝付けなかったり、朝スッキリと起きられなかったりすることはありませんか?
睡眠は毎日のものなので、眠りの質が向上するだけで、私たちのこころやからだにポジティブな影響があるのです。今回は、おとな世代の睡眠にフォーカスした記事をお届けします。

不眠大国、日本の睡眠事情とは

日本の50代女性の睡眠時間は平均6.5時間。実は睡眠時間・睡眠満足度ともに、日本は世界の中でも最下位の水準なのです。
30代以降は「男性よりも女性のほうが睡眠時間が短い」という驚きの事実も。
睡眠不足の状態が続くと、からだにも悪影響をあたえてしまいます。国も心身の健康と睡眠をテーマにしたサイト「良い睡眠で、からだもこころも健康に。」を立ち上げるなど、睡眠環境の見直しをしてきました。睡眠の質の向上は国民的なテーマといえそうです。

今回はおとな世代の睡眠に関するお役立ち記事をまとめました。不眠になってしまうメカニズムから、効果が期待できる対策まで紹介します。

(参考)
おとなボディブック「50代女性の平均睡眠時間は6時間半。ホルモンの変化と深い関係が」
厚生労働省 スマート・ライフ・プロジェクト

INDEX

更年期のホルモン変化と睡眠の関係

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おとな世代の中には、睡眠の質が変化していると感じる人が増えています。その原因のひとつには更年期が関係していると語るのは、成城松村クリニックの松村圭子先生です。
更年期になると女性ホルモンの急変動によって自律神経が乱れ、アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)のバランスに変化が。夜眠れないのは、まるで「戦闘態勢」のようなアクセル全開の興奮状態が続いているのが原因なのだとか。


まずは今の睡眠状態チェックし、睡眠の質や必要な睡眠量について確認してみては?

おとなボディブック

「50代女性の平均睡眠時間は6時間半。ホルモンの変化と深い関係が」

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睡眠不足にはどんなデメリットがあるの?

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睡眠不足が続いてしまうと、どのような影響があるのでしょうか。成城松村クリニックの院長、松村圭子先生は「不眠は、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。肥満もそのひとつ。」といいます。
睡眠不足が続くと生活習慣病や肥満の原因になるだけでなく、食欲も増すそうです。また、睡眠不足は美肌にも大敵。肌細胞の修復や再生をおこなう成長ホルモンをきちんと分泌するためには「寝始めの3時間」がキーになるそう。


睡眠が女性のからだにあたえる影響について、もっと学んでみましょう。

おとなボディブック

「睡眠不足は肥満や肌荒れの原因に。さらに死亡率との関係も」

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睡眠の質を高める方法は?

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よい眠りを考えたとき、その鍵は「朝」にあると語るのは、成城松村クリニックの院長、松村圭子先生。自律神経が乱れない規則的な生活スタイルにするためには、「朝同じ時間に起きる」「日光浴をする」などの心がけが重要。朝の生活習慣をととのえると、夜の睡眠にも好影響があるそうです。


記事では先生自身の体験談やおススメの朝食メニューも紹介しています。

おとなボディブック

「睡眠の質を決めるのは「早起き」。 人生と生活習慣を見直すきっかけづくりを」

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寝心地のよいパジャマとは?

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見逃しがちですが、寝る時の服装も「眠りここち」にはとっても重要!ワコールが40代以上の女性を対象に「快適な睡眠」と「就寝時に着るもの」についてアンケート調査をおこなった結果、「快適な睡眠がとれている」と答えた人の67%が就寝時はパジャマを着用しているとのこと。これは、「快適な睡眠がとれていない」と回答した人の着用率よりも高い値となっています。


さっそく、ここちよいパジャマ選びの参考にしてみましょう。

おとなボディブック

「パジャマ代わりにTシャツやスウェット。これってダメなの?」

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