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症状・不調

この汗、大丈夫?突然発汗やわき汗ムネ汗…汗との上手なつきあいかた

汗はからだの体温調節を行う大事な働きがあります。ただこれからの季節は、服の汗ジミや衣服内のジメジメが気になるもの。さらに多汗症や女性特有の更年期症状など、対策をした方がいい汗もあるようです。汗について、より深く知ってみませんか?

気になる汗。発汗はなぜ起こるの?

気温も湿度も高くなるこれからの時期、汗に関するお悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。ワコールの調査によると、「ニオイ」「汗ジミ」「ベタつき」が汗の三大お悩みのよう。
汗をかくことは、からだの体温調節や肌の保湿など、うれしい効果もあるんです。
ところが、注意が必要な汗もあります。日常生活に支障をきたすほどの多すぎる汗は多汗症の可能性もあるので、放置せずに皮膚科の受診をした方がいいケースもあるそう。また、50代のおとな世代の女性の3割以上が、更年期症状として「発汗/ホットフラッシュ」による不調を感じています。

今回は身近ではあるものの意外と知らない汗についてのお役立ち記事をまとめました。「汗はコントロールできない」と諦めがちですが、インナーなどでできる対策をして、暑い季節を快適に乗り切りましょう。

(参考)
ワコールウェブストア/キレイの知恵袋「汗は私たちの味方!?夏インナーで汗ばむ季節をもっと快適に」
おとなボディブック「私、こんなに汗っかきだった?薄着シーズンのおしゃれな汗対策が知りたい」

INDEX

多すぎる汗は不調かも?発汗の原因を知ろう

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「春は汗に悩み、皮膚科を受診する人が増える季節」そう語るのは、汗の疾患に詳しい池袋西口ふくろう皮膚科クリニック院長の藤本智子先生。
汗の主な役割は体温調節。体温が平熱よりも高くなってしまったとき、冷やすために必要な機能なのです。
また、月経によるPMSや、更年期の「ホットフラッシュ」など、女性特有のホルモンバランスが影響している汗もあります。
最近、特に注目を集めている「原発性局所多汗症」など、多すぎる汗で仕事のパフォーマンス低下や生活に支障をきたしている場合は、皮膚科に相談してみるのもよいでしょう。病院にいらっしゃるのは男性よりも圧倒的に女性が多いそうです。


汗をかく仕組みや注意すべき汗について学んでみましょう。

ワコールボディブック

「『汗が噴き出す』『止まらない』なら、皮膚科受診も選択肢に」

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どこの汗がいちばん気になる?みんなの意見を聞いてみた

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汗をかく場所で、みなさんはどこがいちばん気になるのでしょうか?
アンケートによると「ワキ」が67%とトップに。「色が薄い服の汗ジミに困っている」や「匂いが気になるので、制汗剤が手放せない」など、多数のお悩みがあげられていました。ほかにも「バストの谷間」や「顔」など、人によって気になる場所はさまざまな様子。


みんなのホンネをのぞいてみましょう。

ブラパン - ワコール

「汗をかく場所で、いちばん気になるのは?」

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ブラの中は高温多湿。汗がたまりやすいのはどこ?

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梅雨から夏本番のこの時期、服の中は「ムレムレ、ジメジメ」状態。つけているブラジャーを「暑苦しい」と感じる女性も多いのではないでしょうか。
ワコールの実験によると、汗がたまりやすいのは左右のバストの間と底辺の「くぼんだ場所」。胸元の汗はバスト底辺からブラジャーに伝わり、蒸発せずにたまって、冷えてしまいます。ブラの中の温度は下がり「汗冷え」となってさらなる不快感につながってしまうのです。
不快感を避けるためには、通気性のよいブラジャー選びが大事。汗がたまりやすい部分をポイントに、通気性、吸汗速乾性のある素材を使用したインナーを身につけることで、この季節の不快を軽減してくれそうです。


夏には夏のブラやブラキャミを選んでみませんか?

おとなボディブック

「ブラジャーの中の蒸れ蒸れ、ジメジメ。夏のバストを暑さから守るには」

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ワキ汗対策最前線!汗ジミが目立たない方法とは?

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少し外を歩くと、脇の下には汗のシミがくっきり。でもこの汗ジミ、服の選び方で「目立たせない」工夫ができるのです。あらゆる衣服と洗濯方法について知り尽くす、ライオン株式会社のお洗濯マイスターに対策をうかがいました。


汗ジミが目立ちやすい服はライトグレーやベージュなどの明るい色。逆に汗ジミが目立たないのは黒やネイビーなど汗を含んでも、元の色と変わらない暗い色なのだとか。
さらに洗濯前の衣類にかけて放置しておける「洗濯用プレ洗剤」もおすすめ。サッと「前処理」すれば、汚れが落ちやすくなるそうです。


さっそく、汗ジミ対策の「服選び」と「前処理」をチェックしてみましょう。

ワコールボディブック

「汗を目立たせない、残さない。『服選び』と『前処理』のすすめ」

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汗の蒸発を促す夏服はどう選べばいい?

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人は汗をかいていないときでも、皮膚から水分が出ているのを知っていますか?
医学博士の田村照子先生によると、人の皮膚には多くの汗腺が開孔していて、汗をかいていないときでも、自然と皮膚から水分が蒸散しているのだとか。このような水蒸気の蒸発でも体温調節は行われているのです。


夏の衣服は、たまる汗だけでなく、この水蒸気の蒸発も促すものがベターなのです。
そのため、快適な夏服選びには「通気性」「透湿性・吸湿性」を意識するのがよいそう。
より詳しく、汗の蒸発を促す服のポイントを調べてみましょう。

ワコールボディブック

「夏を制するのは、汗の蒸発を促す服!」

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