むくみが気になる女性は多いのではないでしょうか。男性に比べ女性の方がむくみやすいともいわれています。
生活習慣や女性ホルモンなどが原因で起こるむくみについてくわしく紹介していきます。
月経周期とむくみやすさの関係について
むくみとは、体内に余分な水分がたまってしまっている状態のこと。からだが重たくなったり、手足がパンパンになったり、不快感や痛みがでることもあります。
むくみの原因はさまざまありますが、そのひとつに月経前症候群(PMS)として現れるものがあります。女性ホルモンのなかには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」があり、これらは一定のリズムで分泌されます。
排卵後からエストロゲンの分泌がはじまり、月経前にはエストロゲンが減少してプロゲステロンの分泌が増加します。
これらのホルモンには体内に水分をとりこむ作用があるため、むくみや便秘の原因になることもあります。
また、塩分が多い食事によってさらにむくむこともあるため、野菜類やイモ類などカリウムを多く含む食材を積極的にとるのも効果的です。
参考:高尾美穂著『女性ホルモンにいいこと大全 オトナ女子をラクにする心とからだの本』(扶桑社 BOOKS)
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