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月経・ホルモン

むくみの正体はPMSかも?むくみの原因と解消方法を知りたい!

むくみが気になる女性は多いのではないでしょうか。男性に比べ女性の方がむくみやすいともいわれています。
生活習慣や女性ホルモンなどが原因で起こるむくみについてくわしく紹介していきます。

月経周期とむくみやすさの関係について

むくみとは、体内に余分な水分がたまってしまっている状態のこと。からだが重たくなったり、手足がパンパンになったり、不快感や痛みがでることもあります。

むくみの原因はさまざまありますが、そのひとつに月経前症候群(PMS)として現れるものがあります。女性ホルモンのなかには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」があり、これらは一定のリズムで分泌されます。
排卵後からエストロゲンの分泌がはじまり、月経前にはエストロゲンが減少してプロゲステロンの分泌が増加します。
これらのホルモンには体内に水分をとりこむ作用があるため、むくみや便秘の原因になることもあります。

また、塩分が多い食事によってさらにむくむこともあるため、野菜類やイモ類などカリウムを多く含む食材を積極的にとるのも効果的です。

参考:高尾美穂著『女性ホルモンにいいこと大全 オトナ女子をラクにする心とからだの本』(扶桑社 BOOKS)

INDEX

むくみと運動量って関係があるの?

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新見正則医院院長で、外科医、免疫学者、漢方医でもある新見正則先生は「3~4時間同じ姿勢をしていれば誰でもむくみます」と言います。
むくみやすさと筋肉量というのは実はあまり関係がなく、ふくらはぎを動かす運動量が重要とのこと。動いてふくらはぎの筋肉を収縮させることにより、静脈の流れがスムーズになり、むくみにくくなるそうです。


ほかにも、注意すべきむくみについてチェックしてみましょう。

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「むくみを決めるのは運動量」

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足首のむくみでホルモンバランスチェック

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「足首はホルモンバランスがきちんと整っているかのバロメーター。生理不順や子宮環境の乱れ、不妊など、婦人科系の悩みがある方は、足首のむくみチェックをしてみて」と語るのは、鍼灸師の森田真理先生。
先生いわく、足首がむくんでいる人は、婦人科系の悩みをかかえやすいのだそう。足が冷えていないかも重要とのことです。


むくみについて知ることで、からだを整えていきましょう。

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「鍼灸師・森田真理さんの『むくまない』ための生活習慣<前編>」

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むくみ解消。不調にきくアイテムを知ろう

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むくみの予防と対処法は、習慣にしやすいことも大切です。
長時間同じ姿勢でいるとむくみやすくなります。新見正則医院院長の新見先生のアドバイスによると、汗をたっぷりかくような運動をしなくても、日常生活で意識してふくらはぎを動かすだけで十分とのこと。心臓より足を高く上げたり、医療用に開発された着圧アイテムを履いたりすることでもむくみをケアすることができるそうです。


むくみ対策のために水分を控えることは間違い、といった話題も。積極的にとりたい水分補給の方法についてもあわせて確認してみましょう。

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ワコールボディブック「むくみの正しい解消法は」

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ツボを押してむくみを解消しよう

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忙しいときでもむくみケアをしたい!そんなときにおすすめなのは、婦人科系の不調に万能といわれるツボ「三陰交(さんいんこう)」です。
老廃物の排出をうながすツボ押しは手軽に冷えやむくみの解消が期待できるので、三陰交だけでも押してみてくださいと鍼灸師の森田先生は言います。


ほかにもむくみの原因や解消のヒントについて知っておきましょう。

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「鍼灸師・森田真理さんの『むくまない』ための生活習慣<後編>」

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